さいたま市浦和区にアトリエを構える洋画家、宮崎次郎さん(50)が14〜20日(2011年12月)、東京都中央区日本橋室町1の4の1の日本橋三越本店本館6階で洋画展を開く。17日午後2時からは詩人の野村喜和夫氏による朗読会もある。
宮崎さんはさいたま市出身。95年に昭和会賞を受賞、97年に文化庁派遣芸術家在外研修員として渡仏した。
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ポルトガル語で郷愁や哀愁、後悔や誰かを思う気持ちを意味する「Saudade(サウダージ)」をテーマに絵を描いている。
宮崎さんと野村さんは今春から美術誌上で、宮崎さんの絵を見て野村さんが詩を作り、その詩を聞いて宮崎さんがまた絵を描く活動を始めた。
「互いのキャッチボールでイメージがふくらみ、新しい作品が生まれる」と宮崎さんは言う。
約30点を展示。宮崎さんは「絵を見て詩を聞いて豊な気持ちになってもらえれば」と話している。洋画展は10時から20時(20日は16時)まで。問い合わせは日本橋三越本店・美術特選画廊(電話03・3274・8465)。
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