宮崎次郎は1961年埼玉県に生まれる。 めぐまれた才能を渡邉武夫、荻 太郎、中根 寛という良師に見出されて、34歳にして昭和会展昭和会賞を受賞する。その後文化庁派遣芸術家在外研修員として渡仏し、西洋画の技術の習得、美術歴史の見聞、西洋絵画の真髄を吸収する。 宮崎絵画は寓話から得た題材で、描写力に優れたその独特の表現は私たちを魅了してやまない。 今、日本を代表する叙情絵画の新進気鋭の作家である。