展覧会「宮崎次郎 絵画と写真」

会期 2025年10月25日~11月4日
会場 AYUMI GALLERY

宮崎次郎 個展「絵画と写真」に寄せて

洋画家 宮崎次郎が贈る、静寂と郷愁の表現。
彼の主題であるポルトガル語の「サウダージ(Saudade)」は、失われた光への憧憬であり、創造の原動力を示します。

長年の探究を経て、油彩の精神性と、コラージュや写真といった新しいメディアが交錯する新たな境界線への挑戦を、この神楽坂の空間でご覧ください。
本展は、作家が自らの表現を深く掘り下げ、芸術の持つ純粋な力を再発見する、静かなる実験の場です。

作家からのご挨拶

この度は、神楽坂という静謐な空間にお運びいただき、心より感謝申し上げます。

長きにわたり、私はポルトガル語の「サウダージ(Saudade)」を主題に絵筆を執ってきました。
これは、昼と夜が交錯する薄明の時、失われたものと、これから生まれるものの境界を探る、私自身の魂の探究です。

既存の発表形式や商業的な側面から一度身を引き、今回は「画家としての原点」に立ち返るべく、この趣ある空間を自ら選びました。

本展「絵画と写真」は、最近のコラージュを用いた絵画作品や絵画的手法を用いて加工した写真など、新たな表現に挑む私的な試みです。
私の内面で今、何が起きているのかを最も正直な形でご覧いただきたいと願っております。

ここにある作品たちは、価格や評価を目的とせず、ただ静かに、観る方お一人お一人の心にある「サウダージ」の感情に語りかけることを願って生まれました。

ご多忙の中、私のささやかなる実験にお付き合いいただけたこと、重ねて御礼申し上げます。この空間が、皆様の心に、静かで豊かな思索の時間をもたらすことができましたなら幸いです。

絵画作品

吟遊詩人
吟遊詩人
無花果の木の下で
無花果の木の下で"
忘却の街
忘却の街
小さな旅
小さな旅
解体される風景
解体される風景
旅芸人
旅芸人
スポレートの空
スポレートの空
仮面と憂鬱
仮面と憂鬱
告知
告知
夜の吐息の中で
夜の吐息の中で

写真作品

AYUMI GALLERY 風景